ライスボウル2018 観戦レポート
1月3日に東京ドームで行われたアメリカンフットボール、ライスボウル2018を観戦してきました。
お正月の風物詩とも言えるスポーツイベントですが、大いに盛り上がっていました。
初めてアメフトをLive観戦しましたが、非常におもしろかったです。
普段はたまにNFLを見るぐらいなのですが、これから生で見る機会を増やしていきたいと思いました。
3:00KICK OFF、2:30の段階で1回自由席は満員。最終的には2階席もかなり埋まる盛況ぶりだった。
試合結果
富士通37-9日本大学
第1Q富士通が1TDで7点
第2Q富士通が1TD,1FGで10点、日大が1FGで3点
第3Q富士通が2TD、2FGで20点
第4Q日大が1TDで6点(2ポイントコンバージョンは失敗)
…ということで、予想通り社会人王者の富士通が攻守にわたり、大学王者の日本大学を大きく上回りました。
前半は日大のディフェンス陣のがんばりも目立ち17-3で終わりました。
第2Q終盤には日大も得点を挙げて、追い上げムードで終わりました。
しかし、第3Q開始早々に富士通がTDを決めて24-3と突き放します。
それでも、日大はこの日初めてといってもいいQB林のロングパスが決まりRED ZONEに入りました。
ここは勝負所だと感じましたが、日大はスペシャルプレーで勝負をかけました。
すると、勝負の1手が裏目に出てインターセプト、大きく自陣に押しもどされました。
ここで勝負がありという感じでした。
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惜しいプレーで通っていれば、再び日大が勢いを取り戻すのではという印象でした。
このように富士通は持ち前の攻撃力だけではなく、守備力も大いに実力を発揮しました。
第4Qは日大も意地で1TDを奪い、ライスボウルは終了しました。
逸材の呼び声高い日大のQB林の攻撃は、前半から富士通が封じ込めました。
なかなか1STダウンを更新できず、リズムにのれませんでした。
一方の富士通はQBコービー・キャメロンの素晴らしいパスが要所で決まりました。
特に第3Q開始早々のTDは大いにダメージを与える得点でした。
挑戦者である日大としては、接戦に持ち込んで富士通を焦らせたいところでしたが、富士通がうまくプレーし続けました。
このように結果は大差がつきました。
日大側で応援していましたが、客席は熱のこもった応援でした。
劣勢だったので、1つのビックプレーで大いに沸きました。
点差が離された後半も、学生側は諦めずにプレーしていて最後まで気持の入った試合でした。
試合会場で初めて見たわけですが、チアリーディングの華やかな応援や観客の熱気、選手の練習している様子、ハーフタイムショーなど生観戦の良さを体感しました。
個人的にはG+や日本ハムの解説でおなじみ、場内アナウンサーの近藤祐司さんの「キック イズ グッド」を何度も聞けて良かったです(笑。
ちなみに、近藤祐司さんは立命館大学などでアメフトをやっており、日本代表にもなっているとのこと。
解説がしっかりしているのも納得です。この日も丁寧かつ、わかりやすい解説でした。
足を運ぶきっかけは、日大の山崎主将が中心で行う試合前のメンバー発表が非常に印象的でかっこよかったからでした。
その山崎主将は試合後に涙していましたが、気持ちが入った良いチームでした。
だからこそ、日大の良いプレーに、観客も大いに沸いていたのだと思います。
まだQBの林選手は1年生ですし、こらからも日本大学に注目していきたいと思います。
アメフトはルールを理解し、好きなチームができると非常に見ても楽しいスポーツです。
日本での盛り上がりは大きくありませんが、ライスボウルはドームの2階席も埋まるほどの熱気でした。
こらからは日本代表などにも力を入れるなどして、さらに盛り上がっていくことに期待したいです。
(人気が出る)潜在性が高いスポーツだと思います。