ポテンシャルという部分では、高い能力を持っているのが伊藤竜馬です。過去にはワウリンカを破るなど大物食いもしています。
最近は西岡良仁、ダニエル太郎など若手の活躍が目立っていますが、得意のドラゴンショットを武器に、再びの活躍が期待されています。
※2017年9月更新
選手名鑑
伊藤竜馬(いとう たつま)
si.robi
三重県出身
1988年5月18日生まれ(29歳)
180㎝/75kg
右利き・両手打ち
所属:北日本物産
現在ランキングは170位(最高は60位)
今季成績:0勝2敗
名前の由来は、坂本竜馬である。
9歳からテニスを始める。
ジュニア時代は、トヨタジュニア、ジャパン・オープン・ジュニア部門などで優勝している。
2006年にプロに転向。
2007年にフューチャーズで優勝。
2008年はフューチャーズ4大会で優勝。ランキングは313位まで上昇した。
2009年はランキングを210位まで上げる。
2010年は広州アジア大会で銅メダルを獲得。
2011年は全米OPに初出場。
2012年は全豪OPでポティート・スタラーチェ(イタリア)に勝利して、4大大会初勝利を挙げた。この年、ロンドン五輪にも出場した。また、10月の楽天OPでは、ニコラス・アルマグロ(スペイン・12位)と1回戦で対戦して、7-6、7-6のストレート勝ちをおさめている。
2013年は西岡良仁を破って、全日本で初優勝をはたした。
2014年は楽天OPで、第1シードのワウリンカ(4位)を7-5、6-2のストレートで破る大金星を挙げた。
ジュニア時代は、精神面の弱さをしばしば指摘された。
サービスキープ力が高く、フィジカル面も向上して、ストロークの力も改善した。ボールの芯を打ちぬくような強烈なフォアハンドが大きな武器となっている。
2015年の終了時点のランキングは119位。この年は、全豪、全仏に出場。
2016年は全豪OPで1回戦敗退。デルレイ・ビーチ・オープンで、ATPツアー初勝利をあげている。
2017年、現在ツアー未勝利。