若くして全米OPを制覇し、BIG4に割って入る将来を期待されたプレイヤーこそ、フアン マルティン・デルポトロです。 ただ、その後は怪我による欠場と復帰を繰り返してきました。 しかし、リオ五輪の1回戦でジョコビッチを破り、再び脚光を浴びています。このページでは、BIG4が最も恐れる男…フアン マルティン・デルポトロの選手名鑑を掲載しています。
※2017年9月更新
選手名鑑
フアン マルティン・デルポトロ
si.robi
国籍:アルゼンチン
198cm/96kg生まれ
1988年9月23日生まれ(28歳)
右利き・両手打ち
現在のランキング:28位(最高は4位)
今季成績:21勝11敗
プロ転向:2005年
優勝:19勝(シングルス)
父親は元ラグビー選手で獣医、母親は教師。 7歳よりテニスを始めた。
2008年にツアー初優勝。
2009年の全米OPでは、ナダル、フェデラーを破って優勝。史上5番目に若い20歳11か月での優勝を飾った。この年はツアーファイナルにも出場して、準優勝という成績をおさめている。
2010年に手首を故障して手術をする。
2012年のロンドン五輪では、3位決定戦でジョコビッチを破って銅メダルを獲得。
2014年に再び手首の出場を受ける。ランキングは500位台まで落ち込んだ。このように怪我から、引退寸前まで追い込まれている。
2016年に復帰すると、ワウリンカ、ティエムといったトップ10選手から勝利をあげる。 そして、迎えた8月のリオ五輪・1回戦では、ノバク・ジョコビッチから7-6、7-6で勝利。キャリア・ゴールデンスラムを狙うジョコビッチを破る大波乱を起こした(デルポトロは銀メダルを獲得)。余談だが、デルポトロはこの試合の前には、選手村のエレベーターに40分間閉じ込めらるハプニングがあった。
また、全米OP2016では、19シードのジョンソン、11シードのフェレール、8シードのティエムを破り、ベスト8にコマを進めた(ワウリンカに敗戦)。
2016年イフ・ストックホルム(250)で優勝。
ジョコビッチとの通算成績は、デルポトロの4勝13敗。 なお、デルポトロはBIG4に対して…フェデラーに5勝16敗、ナダルに5勝8敗、マレーに3勝6敗としている。 また、錦織には5勝2敗と勝ちこしている。
四大大会の最高成績は、全米の優勝(2009年)、全仏、ウィンブルドンのベスト4、全豪のベスト8。
3度の決勝進出経験があるが、マスターズは未勝利。
上背を活かした高い打点からの強烈かつパワフルなサーブ、押し込むようなフォアが強力な武器。勢いにのると、どんなトップ選手をも破る実力を秘める。
深いフラット、トップスピンの効いたグランドストロークも強力。 また、ミスの少ない片手バックハンドのスライスも持っている。 加えて高いトップスピンのボールを苦にせず、守備力も高い。
長身を活かしたサーブは、平均で200㎞、最高で236㎞が出る。
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リオ五輪・1回戦のマッチサマリー