ウィンブルドン2015では、トップ3であるジョコビッチ、フェデラー、マレーと共にベスト4に進出、再び脚光を浴びる存在となりました。
リシャール・ガスケ…かつて、天才と呼ばれたテニスプレイヤーは、錦織が最も苦手とする選手の1人でもあります。
※2017年9月更新
選手名鑑
リシャール・ガスケ
Richard Gasquet / Andrew Campbell Photography
フランス出身
1986年6月18日生まれ
185㎝/75kg
右利き・片手打ち
現在、ランキングは30位(自己最高は7位)
今季の成績:20勝10敗
優勝:シングルス13勝
テニスクラブを経営する父親と、テニスコーチの母親を持ち、4歳からテニスを始めた。
9歳の時にはテニスマガジンの表紙を飾るなど、早くから注目されていた。
2002年の全仏OP、全米OPのジュニアで優勝。
16歳でプロに転向した。
その後、グランドスラムではベスト4を2回、マスターズでは決勝に3度進出している。
かつて、「天才」「神童」と呼ばれるなど、早くから高い能力を示していた。
繊細なタッチのショット、創造性あふれるプレー、硬軟自在の片手バックハンドなど、高い才能を持つ選手。一方で、勝負に徹しきれないなど、精神面で若干の隙を見せることがある。
2015年のウィンブルドンでは、ディミトロフ、キリオス、ワウリンカといった実力派を次々に撃破。全仏OP4回戦で敗れているノバク・ジョコビッチと、ウィンブルドン準決勝で再び対戦して敗れている。
四大大会では、2007年・2015年のベスト4、2013年のベスト4が最高成績。
錦織曰く「この人の才能はすごいです…」と評している。
錦織にとっては、一度も勝てていないプレイヤーの一人だった。
ATPツアーでは、2008年に対戦が始まり、2015年までに6回の対戦があるが、全敗している。しかも、錦織が奪ったセットは、わずかに「1」だった。トップ20に入る選手で錦織が負け越しているのは、主にトップ5に君臨しているジョコ、マレーなどだけだが、ガスケは例外的に、非常に苦手としている相手だった。
しかし、2016年のマドリードOP・3回戦、ローマ・マスターズ・2回戦で、連勝を飾っている(共にクレーコート)。
対戦成績は、錦織の2勝6敗。
※テニス選手名鑑 トップページ
※テニス&錦織圭 トップページ(準備中)