2000年代中盤から2010年代序盤、錦織が台頭するまで日本のテニス界をひっぱて来たの選手が添田豪です。
遅咲きと言われる添田も、30歳を過ぎてベテランの域に入っています。しかし、2015年の全豪ではサーブのスピードが時速222キロを記録し、第10位にランクインするなど存在感を見せました。このページでは、添田豪の選手名鑑や成績について掲載しています。
※2017年9月更新
選手名鑑
添田豪
Go Soeda / Carine06
神奈川県藤沢市出身
1984年9月5日生まれ(33歳)
180㎝/73kg
右利き・両手打ち
現在、ランキングは130位(最高位は47位)
今季成績:0勝2敗
所属:GODAI
4歳から※荏原SSCでテニスを始めた。
1999年には全国中学生テニス選手権大会シングルスで優勝をはたす。
高校に進むと、トヨタジュニア、高校総体で優勝。世界スーパージュニアでは準優勝という成績を残した。
高校を卒業した2003年にプロに転向。
2006年にはアジアン選手権で優勝して、ランキングを188位まで上げて、日本人のトップ選手となった。
2007年には、トロフェオ・マンタ・オープンで優勝し、チャレンジャー大会初優勝をはたした。
2008年は、島津全日本室内決勝、プサン・オープン、ダンロップワールドチャレンジなどチャレンジャー4大会で優勝して、ランキングを114位まで上げた。また、全日本でも伊藤竜馬を6-7、6-3、6-4で破り、初優勝をはたした。
2010年にはランキングを106位まで上げる。
2011年は、全米、全仏、ウィンブルドンの1回戦で敗れている。
2012年のチェンナイ・オープンでは、ワウリンカを6-4、6-4で破って準優勝をとげた。
2012年にはデビス杯・ワールドグループでクロアチアのイワン・ドディグ(55位)と対戦して、4時間を超える死闘の末、破った。この勝利は日本人、ワールドグループ初勝利だった。ランキングは81位まで上昇した。
この年のウィンブルドンでは、イーゴリ・クニツィン(ロシア)を6-3、6-2、6-1で破って4大大会シングルス初勝利を挙げた。
アトランタ・テニス選手権では、錦織を破って準決勝に進出し、自己最高の47位を記録した。なお、ロンドン五輪は初戦敗退だった。
2015年には全豪OPでリアス・ウマーに勝利して2回戦進出。5月にはルコック・ソウル・オープンで、ヘヨン・チャンに勝利して優勝をはたしている。なお、全豪での添田のサーブ速度は時速222キロで、スピードランキング第10位にランクインした。
両手打ちのバックハンドに絶対的な自信を持っている。そのため、低い軌道で深くボールをコントロールできるバックハンド・ラリーは安定感がある。軽快なフットワークとオールラウンドな技術を備え、ネットプレーなども得意としている。
2016年は楽天ジャパンOPで予選から勝ち抜き、本戦に出場した。その他、精力的にチャレンジャーを主戦場にしていた。
2017年全豪オープンでは予選に出場した日本人8人の中で、唯一勝ち抜いて、本戦に出場している。
錦織とは、ATPツアーでの対戦成績は1勝1敗。