10代にしてウィンブルドン・ベスト8という好成績をおさめた選手が、バーナード・トミックです。大いに期待されていた若手選手です。
しかし、近年はテニスの情熱を失った発言、コート外での問題などもあり、低迷している状況です。
このページでは、トミックの選手名鑑を掲載しています。
※2017年9月更新
選手名鑑
バーナード・トミック
Bernard Tomic / Steven Pisano
オーストラリア(出生はドイツ)
196㎝/91kg
1992年10月21日生まれ
右利き・両手打ち
現在のランキング:146位
今季成績:9勝16敗
プロ転向:2008年
7歳からテニスを始める。
父はクロアチア、母はユーゴスラビア出身。
ATP250シリーズで、3勝をあげている。
妹のサラもテニス選手。
ジュニア時代からオーストラリアを背負う逸材として期待されていた選手。
多彩なショットを持ち、技巧派ながら、老獪な駆け引きにも長ける。
大きな武器は、広角に打つことができるフォアハンドである。また、バックハンドスライスも得意としており、相手に強打を打たせないような球筋を持つ。
ストローク戦では、緩急を使いながら、チャンスではカウンター、広角度のアングルショットでポイントを奪いにくる。
課題は若さゆえのメンタル面で、オフコートも含め、何かと問題を起こしている選手で、デビス杯のメンバーから外されたこともある。
ジョコビッチとは仲が良く、エキシビジョン、練習などを行うことがある。
四大大会の最高成績は、10代で勝ち進んだ2011年のウィンブルドン・ベスト8。2015年は全豪OPで4回戦進出が最高、2016年も全豪OPでは4回戦進出。
対戦成績は、錦織の2勝2敗。直近の対戦であるブリスベン国際2016では、6-3、1-6、6-3でトミックが初勝利をあげた。錦織にとっては、2016年の初黒星となった。2016年序盤はトップ20に入っていたが、その後に低迷。2017年はトップ100からも陥落している。