2011年より錦織のコーチに就任し、躍進をささえてきたのがダンテ・ボッティーニです。このページでは、常にスタンドから視線を送る錦織のコーチ、ダンテ・ボッティーニについて掲載しています。
人物名鑑
ダンテ・ボッティーニ
アルゼンチン出身
元プロテニス選手で、フューチャーズ、チャレンジャー大会を中心に出場していた。
1996年から2001年までプロとして活動した。
最高ランキングは827位(ダブルスは380位)。
引退後は、IMGアカデミー(ニック・ボロテニー・テニスアカデミー)のコーチに就任。ここで、錦織と出会っており、ヒッティングパートナーを務めた。
その後、2011年より錦織の要請を受けてコーチとなる。
錦織の試合すべてに同行するフルタイムコーチである。
イージーゴーイング(楽観的な)タイプの指導者であり、錦織との相性が良いと言われる(錦織は楽観的なタイプを好む)。
錦織とはオフに食事をするなど、良い関係を築いている。
ダンテ・ボッティーニは錦織を評して「他の小柄な選手に比べ、早くボールを打つことができる。ショットを打つ時のタイミング、バランス、ポジショニングが良く、素晴らしい才能を持っている。これは、素質によるもので、練習では身に付けられない」と語っている。
後に伸び悩んだ錦織は、マイケル・チャンをコーチ陣に加え、二人体制を組むことになった。
結果、口うるさく厳しいマイケル・チャンと、前向きなアドバイスを送るダンテ、この組み合わせがうまく行って、錦織は全米OP2014で準優勝、2015年は最高で4位にランキングするなど、飛躍を遂げたのであった。