オーストラリア・オープン2019・準決勝(女子シングルス)
伊藤美誠3-4丁寧
試合日時:7/13(土)9:45-
卓球女子シングルス・オーストラリア・オープン2019、ベスト4に勝ち上がった伊藤美誠。準々決勝で中国選手ぁら勝利しての勝ち上がりです。準決勝では世界ランキング3位の丁寧(中国)と対戦します。伊藤VS丁寧を速報で掲載していきます。
速報
1:伊藤美誠3-11丁寧
2:伊藤美誠11-8丁寧
3:伊藤美誠4-11丁寧
4:伊藤美誠11-8丁寧
5:伊藤美誠11-9丁寧
6:伊藤美誠7-11丁寧
7:伊藤8-11丁寧
メモ:世界ランク、伊藤は7位。丁寧は3位。ワールドツアーでの対戦成績は伊藤の3勝9敗。伊藤美誠は前陣速攻、多彩なサーブ、ショット、速い仕掛けなど攻撃力が高い選手だ。また、試合の中で相手に対応する力にも長けている。丁寧は世界選手権、李緒五輪の金メダリストであり、実績、実力共に中国のトップ選手と言える存在だ。体格に恵まれ、フィジカルが強く、威力あるショットを放ってくる。また、メンタルも強い選手だ。今季はやや安定感に欠けている。
感想:挑戦者の伊藤が、持ち前のアグレッシブさを前面に出し、思い切りのよい攻撃で仕掛けた。好調の時の伊藤は、表情も豊かで、プレーも軽やかだ。丁寧とは試合がかみあうのか、見ていてもおもしろい壮絶な戦いになった。一方、負けられない丁寧は、表情に余裕がないところもあったが、さすがのトップ選手、最後は粘って激闘をものにした。しかし、ほとんど差がない内容、次に試合をしたらどちらが勝つかわからないという拮抗した展開だった。伊藤の成長、対応力、吸収する力はとどまるところを知らないように感じる。
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1丁寧があっという間に6点を先取…伊藤は硬さがあるか…その後、伊藤が得意の速攻で点を返す…しかし、丁寧が手をゆるめず圧倒
2伊藤の攻撃が決まり始める、伊藤が5-3…伊藤が得意の形が増える、早い仕掛けの速攻が決まる…丁寧にサーブを連続でうまくレシーブされて8-8と追いつかれる…ラリーで打ち勝ち伊藤が10-8、最後は高速のロングサーブで攻めた…
3丁寧が7-1と一方的な展開…その後も丁寧が手をゆるめず、伊藤が圧倒された…
4丁寧のパワーに対し、伊藤も負けていない、キレのあるショットが決まる、伊藤が5-1とリード…伊藤が前後左右に丁寧を揺さぶる…伊藤がリードを広げ8-3…劣勢の丁寧の顔が曇る…伊藤が終盤に早いロングサーブを決めた、最後は伊藤の高速、フォアカウンターがエース…
5:ここまで流れがいったりきたりするアップダウンが激しいゲームになっている…勝敗を分けそうな重要な第5ゲーム…伊藤が躍動して5-1とリード、良い展開を作れている…伊藤のサーブが効果的、サーブで崩しての3球目攻撃が決まっている、伊藤が7-3…丁寧の表情に余裕は全くない…しかし、丁寧が修正、回り込んでのフォア・ドライブなど、レシーブを連続で決めて7-7に追いつく、伊藤がTO…終盤は壮絶なシーソーゲーム…最後は高速ラリーで丁寧を左右に振って接戦をものにした。
6:ここまで挑戦する立場の伊藤がおもいきり行けているのに対し、余裕がない印象の丁寧はここぞでやや受け身になっているか…後がない丁寧が5-2とリード…追い込まれた丁寧、迷いなく集中力が高まっている、伊藤のミドルやバック・奥に球を集めてフォアを警戒…伊藤が猛追、丁寧が9-6でTO…最後は伊藤がバックをアウト…
7:序盤は3-3…挑戦者の伊藤はとにかくアグレッシブで、思い切りの良さが目立つ…一方、負けられない丁寧は、メンタル的には受け身に回っているか…伊藤が攻めて、丁寧がしのぐ展開、7-7…丁寧が執念を見せ、粘りの守備から打開…最後は壮絶な試合らしく激しいラリーで丁寧がエース、丁寧の辛勝、伊藤の惜敗だった。