伊達公子、杉山愛など、一時期はトップ選手を輩出していた日本の女子テニス界。現在は大阪、土居などがトップ100に入って活躍しています。そして、タシケント・オープン2016で快進撃を見せた20歳の若手選手が日比野菜緒です。このページでは、日比野菜緒についてまとめています。
※2017年9月更新
選手名鑑
日比野菜緒
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愛知県生まれ
163cm/57kg
1994年11月28日(22歳)
右利き・両手打ち
現在ランキングは80位
今季成績:8勝13敗
プロ転向:2013年
ランキング推移:2012年末が578位 2013年末が291位 2014年末が207位 2015年末が66位と、着実にステップアップしている。
木曽川ローンテニスクラブ出身
10歳よりテニスを始める。
サーブのスピード、ストロークの距離感に定評がある。
特にストローク戦では、不利な局面でも、コートを広く使うことで、形成を挽回することができる。
ネットプレーにも光るものがある。
2015年の7月には、アメリカの下部ツアーで、2大会で優勝するなど、成長しているところを見せた。テニスの駆け引き、戦略性などを、トップ選手の映像から見ることで、レベルが上がったようだ。
2015年はWTAツアーでは9月までで、ジャパン女子オープン・テニスで桑田 寛子を破って1勝を挙げたのみだった。
しかし、2015年の9月末開催のタシケント・オープンでは勝ち星を重ね、奈良くるみ以来の女子ツアー初優勝を達成した。この優勝は、日本女子テニスにおいて、史上9人目のツアー優勝になる。
名前の由来は、元世界14位の沢松奈生子からきている。ちなみに、兄の名前は修造である。
タシケント・オープン(WTAインターナショナル)
〇1回戦2VS0アンヘリーナ・カリニナ(ウクライナ・159位)
6-4 6-4
〇2回戦VSアリャクサンドラ・サスノビッチ(ベラルーシ・102位)
不戦勝
〇準々決勝2VS0カテリーナ・コズロバ(ウクライナ・200位外)
6-3 6-3
〇準決勝2VS0ボヤナ・ヨバノフスキー(セルビア・106位)
6-3 6-4
〇決勝2VS0ドンナ・ベキッチ(クロアチア・137位)
6-2 6-2
2016年のリオ五輪・日本代表として、土居、穂積と共に出場が決定した。
2016年には、全豪OP、全仏OPの本戦出場をはたした(共に1回戦敗退)。