ジュニア時代から国内では敵なし、早くから「天才テニス少女」と呼ばれていた奈良くるみ。しかし、本人の言葉を借りると、「才能は感じていなかった。努力でやってきた」という選手です。このページでは、奈良くるみの選手名鑑について、情報を掲載しています。
選手名鑑
奈良くるみ
兵庫県出身
155㎝/52kg
1991年12月30日生まれ(25歳)
右利き・両手打ち
ランキング:116位(最高は32位)
今季成績:6勝12敗
所属:安藤証券
3歳よりテニスを始める。水主勝、望月寛子ら元プロ選手に指導を受けた。
ジュニア時代には「天才テニス少女」と言われた。
2003年には、全国小学生テニス選手権大会で優勝。
中学に入学すると1年生で、全国中学生テニス選手権大会で優勝。
高校に入学すると、1年時に全日本ジュニアテニス選手権18歳以下で優勝している。
2007年のウィンブルドン選手権では、土居美咲と組んで、ジュニアダブルスで準優勝。
2007年には、世界スーパージュニアでシングルス優勝。
2009年にプロ転向し、全日本で初優勝。
2010年にはウィンブルドン、全仏OPでグランドスラム本戦初出場。
2013年の全米OPでは、第19シードのソラナ・チルステアを破って、自身初の四大大会3回戦進出をはたした。この結果、トップ100入りをはたしている。
同年、HPオープンでツアー初のベスト4入り。
2014年にはブラジル・リオ・オープンでツアー初優勝(日本女子・史上8人目)。
2015年には、ジャパン女子OPで、久々に土居とダブルスを組み、準優勝をはたす。
2017年は勝ち星を伸ばせず、トップ100から陥落している。
リターンゲームでの力を発揮する。
以前はクレーコートを苦手としていた。
プロデビュー後、3年間、四大大会に出られない時期があった。その時に「這い上がる力」「追い上げながら、気持ちをコントロールする術」などを身につけていった。また、技術面ではフィジカル、フォア、フットワークなどを磨いた。
かつては天才少女と呼ばれていたが、本人は「ジュニアの頃から才能を感じていなくて、努力でここまできた…」と語っている。