スディルマンカップ2019 決勝
日本0-3中国
テレビ放送:BS朝日
試合日時:5月26日(日)14:00-
※5/27午前01:01–録画放送(テレ朝)
世界バドミントン・男女混合国別対抗戦スディルマンカップ2019。予選グループリーグを2連勝した日本代表。準々決勝のマレーシア戦、準決勝のインドネシア戦に勝利して決勝に進出。大会初制覇をかけて対戦するのは、バドミントン強国である中国代表になります。各種目にトップ3をそろえる強豪ですが、決勝戦を速報していきます。
速報
オーダー&結果
1:遠藤・渡辺0-2李俊慧・刘雨辰/3
2:山口1-2陳雨菲/3
3:桃田1-2石宇奇/2
4:松本・永原0-0陳清晨・贾一凡/3
5:渡辺・東野0-0郑思维・黄雅琼/1
※決勝トーナメントは勝敗が決まった時点で終了。
メモ:決勝戦は世界ランク2位の中国代表と対戦。各種目に世界ランク・トップ3をそろえる最強国。日本にとっては完全アウェーでの試合。
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1:遠藤・渡辺0-2李俊慧・刘雨辰
1:遠藤・渡辺18-21李俊慧・刘雨辰
2:遠藤・渡辺10-21李俊慧・刘雨辰
メモ:対戦相手は世界3位の李俊慧・刘雨辰(リー・ジュンホゥイ,リゥ・ユチェン)。195cm、193㎝と長身ペア。対戦成績は遠藤・渡辺の3勝1敗。渡辺・遠藤は大きなレシーブからの展開を得意とする。
第1ゲームは立ち上がりは中国ペアの高い打点からの積極的な連続攻撃が決まりリード。日本ペアは得意のレシーブで粘り強い守備から得点できている。追いつけそうで追いつけない展開だったが後半に17-17と追いつく。しかし、終盤に隙が出て中国ペアに連続得点を許した。
第2ゲームは序盤に日本ペアにイージーなミスが続いてリードを許す。中国ペアは出だしから勢いある攻撃で優勢。その後もなかなか流れが変わらず…。中国ペアが攻守に好調。日本ペアはショートポイントで失点が目立った。
2:山口1-2陳雨菲
1:山口21-17陳雨菲
2:山口16-21陳雨菲
3:山口17-21陳雨菲
メモ:対戦相手は世界3位の陳雨菲(チェン・ユーフェイ )、170㎝。共に21歳。対戦成績は山口の9勝5敗。
第1ゲーム・前半からラリー戦が続く。途中から山口が8連続で失点。アウェーの雰囲気が影響か…。山口もよく足を動かして粘り、後半においつく。さらに、勝負どころの終盤のプレーが冴えて連続得点を重ねた。
第2ゲームは陳雨菲が序盤からペースを上げた攻撃も見せてリードする展開。しかし、山口は持ち前の粘りのラリーを続けて追い上げる。後半になると陳雨菲に流れがいき、山口がラリーで揺さぶられて失点。低い球をカウンターで取られている。さらに、終盤も陳雨菲の攻撃が決まり得点につながった。
第3ゲームも我慢比べのラリーが続くが、山口の足は止まらず得点を重ねて前半はリード。陳雨菲に疲労の色が見え始める。しかし、インターバル明けに山口が7連続失点で流れを失う。それでも接戦に持ち込んだが、甘い球が増えた終盤、陳雨菲に強打されて敗れた。
3:桃田1-2石宇奇
1:桃田21-15石宇奇
2:桃田5-21石宇奇
3:桃田11-21石宇奇
メモ:対戦相手は世界2位の石宇奇(シー・ユーチ )、183㎝。高さもあるが、スピードとパワーに長ける。対戦成績は桃田の4勝1敗。桃田は世界1位のオールラウンダー。最近は高い守備力からペースを握るプレースタイル。
第1ゲームは桃田は丁寧なゆっくりしたロングラリーで、ロブやドロップをまじえながら相手を動かしてバランスを崩し、コースを突くショットを決めてペースをつかむ。その後も安定した守備で主導権を握った桃田がラリー戦を完全に支配、苦戦した石宇奇が攻撃を試みるもミスが重なった。
第2ゲームは石宇奇が出だしに5連続ポイント。石宇奇の積極的で早い攻めが決まっている。攻撃でペースを握った石宇奇が完全に主導念を握り一方的な展開になった。
第3ゲーム、会場の後押しもあり石宇奇がアグレッシブにポイントを重ねて(10連続ポイント)大きくリード。前後のスピードが早く好調の攻撃に引っ張られ、守備も良くなる。焦りからか桃田の対応が後手に回り、全体的にコース、ショットが甘くなりがちで攻撃されている。得意の長いラリーに持ち込めず、ネット勝負でも負けるなど精彩を欠いた。
4:松本・永原0-0陳清晨・贾一凡
1:松本・永原0-0陳清晨・贾一凡
2:松本・永原0-0陳清晨・贾一凡
3:松本・永原0-0陳清晨・贾一凡
メモ:対戦相手は世界3位の陳清晨・贾一凡(チェン・チンチェン,ジア・イファン)。対戦成績は松本・永原の2勝4敗。
5:渡辺・東野0-0郑思维・黄雅琼
1:渡辺・東野0-0郑思维・黄雅琼
2:渡辺・東野0-0郑思维・黄雅琼
3:渡辺・東野0-0郑思维・黄雅琼
メモ:対戦相手は世界1位の郑思维・黄雅琼(ジェン・シーウェイ,ファン・ヤチョン)。対戦成績は渡辺・東野の1勝5敗。
中国は準決勝で石宇奇(男子単・2位/シー・ユーチ )、陳雨菲(女子単・3位/チェン・ユーフェイ )、李俊慧・刘雨辰(男子複・3位/リー・ジュンホゥイ,リゥ・ユチェン)、陳清晨・贾一凡(女子複・3位/チェン・チンチェン,ジア・イファン)、郑思维・黄雅琼(混合複・1位/ジェン・シーウェイ,ファン・ヤチョン)
日本のスタメン予想:桃田、奥原、園田・嘉村、渡辺・東野は有力だ。女子複は松本・永原が好調、福島・廣田とどちらかだろう。