スディルマンカップ2019 日本VSロシア
日本3-2ロシア
テレビ放送:テレ朝チャンネル2
試合日時:5月20日(月)昼12:00-
世界バドミントン・男女混合国別対抗戦スディルマンカップ2019。今大会は中国で開催されるため、時差はほとんどありません。日本からは桃田、奥原、山口、高松ペア、福島・廣田ペアなど各種目のエースが出場します。このページでは予選・グループリーグ初戦となる日本代表VSロシア代表の試合を速報していきます。
速報
オーダー&結果
日本3-2ロシア
1:保木・永原2-0アリホフ・アリーナ
2:西本0-2マルコフ
3:遠藤・渡辺0-2イワノフ・ソゾノフ
4:奥原2-0ナタリア.P
5:福島・廣田2-0ボロトワ ・アリーナ
※予選グループリーグは結果が決まっても5試合すべてを行う。
メモ:日本の初戦は世界ランキング12位のロシア代表である。日本は第1試合はとるも、第2戦、第3戦を落としてしまい追い込まれた。しかし、第4試合の奥原が圧勝して流れを引き戻し、第5試合で福島・廣田が安定感を見せて辛勝した。
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1:保木・永原2-0アリホフ・アリーナ
1:保木・永原21-10アリホフ・アリーナ
2:保木・永原21-15アリホフ・アリーナ
メモ:混合ダブルス。対戦相手は32位のロディオン・アリホフ 、アリーナ・ダヴィレトワの若手ペア。アリホフは185㎝で高い打点からの強打が得意。アリーナは163㎝で前で正確にプレーができる選手、ジュニア・ヨーロッパで優勝経験があるペア。
保木はペアである女子選手が打ちやすい配球ができるプレイヤー。永原は前衛、後衛でもプレーができるクレバーな選手。
第1セットは最初は硬さが見られた日本ペア。徐々に硬さも取れ、横の揺さぶりをうまく使う。アリモフを下げてうまく攻めている。アリモフは疲労も見える。第2セットはシーソーゲームで進む。接戦で進むが日本がリードする展開に。終盤はサーブ周りでリードを広げることに成功した。アリモフの脇への配球が終始効果的だった。
2:西本0-2マルコフ
1:西本18-21マルコフ
2:西本17-21マルコフ
メモ:対戦相手は62位のウラジミール・マルコフ 。188㎝と長身で高さが持ち味。ノーモーションで強打を打つのでタイミングを取りずらい。
第1セット、なかなか西本は主導権を握れずに我慢の展開。マルコフが積極的に早い仕掛けをしてくる。西本も徐々にペースを握ったが続かず、マルコフが終盤の要所でとりきり接戦を制した。第2セットも思い通りにいかず攻め急ぎ気味の西本。粘るマルコフだが疲れもある。しかし、終盤に得点を重ねた。
3:遠藤・渡辺0-2イワノフ・ソゾノフ
1:遠藤・渡辺19-21イワノフ・ソゾノフ
2:遠藤・渡辺16-21イワノフ・ソゾノフ
メモ:対戦相手は22位のウラジミール・イワノフ(197㎝) 、イワン・ソゾノフ(184㎝)。両者とも長身であり、高い打点からの攻撃が強力。加えて細かい技術も持ち合わせている。
一方の日本ペアはレシーブ力も高い。渡辺はスマッシュ、カットを同じフォームで打てる。
第1セットは終盤にリードを許す苦しい展開。早い展開が功を奏し、サーブ周りが良く、好守にリズムを得るロシアペア、イワノフの角度ある強打が入る。第2セットは日本ペアが様々な試みでペースを変えようとする。しかし、ロシアペアの勢いは最後まで止まらなかった。
4:奥原2-0ナタリア.P
1:奥原21-6ナタリア
2:奥原21-16ナタリア
メモ:対戦相手は96位のナタリア・ペルミノヴァ 。27歳で166㎝。
第1セット、日本は悪い流れできているがそれを断つように奥原が11連続ポイント。フットワーク、ショットコントロールが冴え、得意のラリーで相手を動かしながら、コート隅にショットが決まり圧倒。第2セットはスピードを上げてナタリアもおもいきりきている。しかし、奥原が地力を見せた。
5:福島・廣田2-0ボロトワ ・アリーナ
1:福島・廣田21-5ボロトワ ・アリーナ
2:福島・廣田21-16ボロトワ ・アリーナ
メモ:対戦相手は24位のエカテリーナ・ボロトワ 、アリーナ・ダヴィレトワ 。
福島・廣田は世界ランク1位も経験、安定感あるペア。両者とも攻守にレベルが高く、スピード、レシーブ力も高い。どちらとも前衛、後衛ができるなどバランスに優れたペア。
第1セット、足の動きも良く得点を重ねる日本ペア。日本ペアは守りを固めてラリーに持ち込み、相手に攻めさせている。9連続得点でスタートして圧倒。その後もミスがなく、完全に流れをものにした。第2セットも日本ペアが優勢、ロシアペアにやや精彩がない。ロシアも中盤以降は意地を見せて粘る。しかし、日本ペアが逃げきった。