山口剛史 SC軽井沢 選手名鑑
日本選手権で5連覇を含む、8回の優勝をしているSC軽井沢。現在はチームのセカンドで活躍しているのが山口剛史です。
力強いスイープやパワーに優れ、時に大きな声を出してチームを盛り上げるムードメーカーでもあります。このページでは男子カーリング選手の山口剛史の選手名鑑やエピソードを掲載します。
※藤澤五月と4/21~の世界ミックスダブルス2018に出場、活躍が期待される。
山口剛史(やまぐち つよし)
1984年11月21日
北海道南富良野町出身
174cm
プレースタイル
カヌーやラグビーで鍛え上げたパワーを武器にしたスイープ力に優れる。また、パワーを活かしたテイクアウトショットも得意としている。
良いショットを決めると雄叫びを挙げて、チームの雰囲気を盛り上げる明るい選手。
プロフィール
学生時代から様々なスポーツに取り組んだスポーツマン。
カーリングは小学校3年時から始めた。
小中学校時代は一学年4人という少なさだったが、同級生に目黒萌絵と寺田桜子がいた。4人中、3人が五輪に出場したことになる。
ジュニア時代は日本ジュニア選手権で優勝、世界ジュニアにも出場している。
カーリング以外のスポーツは、中学時代にカヌー、高校時代はラグビーに取り組んだ。ラグビーは全国大会に出場したが、五郎丸のチームに1回戦で敗退している。
カヌーで日本代表をめざし、強豪の駿河台大学に入学したが活躍できなかった。そのため、青森大学に編入してカーリングに専念した。
2005年にSC軽井沢クラブに加入。ホームコートの軽井沢アイスパークで勤務もしており、カーリング普及、ジュニア育成にも取り組んでいる。
チームでは主にサードを務めていた(約10年)が、2015-16シーズンからセカンドに転向した。その時は「非常に悔しい思いをした」と語っている(サードは清水に変更になった)。
ピョンチャン五輪に出場して8位だった。
日本ミックスダブルスカーリング2018では、藤澤五月とペアを組んで優勝。世界ミックスダブルスカーリング2018・日本代表となった。
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エピソード
長野五輪を見て、(解説などでおなじみの)敦賀選手などにあこがれを抱いた。そのため、自分も目標とされる選手を目指している。
SC軽井沢の長岡はと美コーチによって「運動能力が高い」「目が良くてパワーがある」点などを評価されてチームにスカウトされた。
妻はSC軽井沢の長岡はと美コーチの娘である七重。青森大3年時、コーチ宅に下宿に行く時に出会った。
七重はピラティストレーナーであり、山口のコーチをすることも…夫婦二人三脚で競技に取り組んでいる。
「この人と一緒にいれば自分は大きくなれる、と思える。ずっと近くにいて欲しいなと思う」(山口)
「ひたすらピュアにカーリングをやってきた、天然記念物みたいな人。例えば五輪後に落ち込んだとしても、山ちゃんが山ちゃんでいてくれれば私はハッピー」(七重)
というように、夫婦で共に取り組んでいる。ちなみに七重は中学時代にけがをしたが、それまでは小平奈緒らとスピードスケートで競い合っていた選手だった。