世界卓球2019・決勝(女子ダブルス)
伊藤・早田2-4王曼昱・孫穎莎
試合日時:4/28 21:30-(放送は19:54-)
テレビ放送:テレビ東京、BSテレ東
世界卓球2019も大詰め、最終日を迎えました。唯一、最終日に出場する日本代表、伊藤美誠と早田ひな。女子ダブルス決勝戦を迎えます。対するは卓球大国・中国の王曼昱・孫穎莎ペアになります。女子ダブルス・決勝戦を速報でお知らせいたします。
速報
1:伊藤・早田11-8王曼昱・孫穎莎
2:伊藤・早田11-3王曼昱・孫穎莎
3:伊藤・早田8-11王曼昱・孫穎莎
4:伊藤・早田3-11王曼昱・孫穎莎
5:伊藤・早田10-12王曼昱・孫穎莎
6:伊藤・早田8-11王曼昱・孫穎莎
メモ:52年ぶりの女子ダブルス・金メダル獲得を目指す伊藤・早田。世界ランキング1位。 王曼昱・孫穎莎ペアは次世代を担うことを期待されているペア。王は20歳だが、その他の3人は18歳と若い選手の対戦。
国際大会で多くの優勝を飾る日本を代表するダブルス・ペア。伊藤は前陣速攻、戦略に優れてクレバー。加えて臨機応変な対応ができ、独自のプレーもできる。速攻、ノーモーションからのフォアは大きな武器。早田はサウスポーで、パワーあるフォアが特徴。要所で見せる多彩な技が長所のペア。
王曼昱・孫穎莎はかなり攻撃的なペア。チキータレシーブを多用。右、右。 強い攻撃を続けるので、コントロール面ではミスが増える時もある。
寸評:1,2ゲームは日本のペース、伊藤・早田のコンビネーション、多彩な技、中国の強打をカウンター、ブロックでうまく対応した。3、4ゲームは落ち着いてきた中国ペアのペース。5ゲームは接戦での終盤9-9で日本が得点も審判の判断で取り消された。勝負所での微妙な判定は、メンタル的にも、試合の流れにも大きく影響したか…徐々に中国ペアは日本ペアに対応し、得意の攻撃がさえた。対応力が高く、戦略面も日本を上回った印象だ。
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1王曼昱・孫穎莎はレシーブから強烈なチキータなどで攻めてくる。ショートポイントで互いに得点をとりあう。前半は中国ペアの攻撃が決まる。中盤は伊藤がカウンターのブロックを決めるなど日本が攻守でバランスよく戦いペースを握った。日本ペアはストップをうまくつなぎで使った。ストレートも効いていた。
2中国ペアが得意の強打を打ってくるが、日本ペアはうまく守備から攻撃につなげている…伊藤のバック・フリック・レシーブがクロスによく決まっている。リズムが悪い中国ペアはミスも目立ち、日本が大きくリード。最後は伊藤がバックで決めた。
3中国ペアが徹底的にチキータで攻めてきている…中国ペアがリードする展開…日本ペアも粘るが、最後まで中国ペアが強気に攻めた…
4日本が戦術としてうまく使っていた前後の揺さぶりを、中国もやってきている。日本のミドルをうまく攻めている…日本ペアは距離が合わず、攻撃にいく場面が減っている…リズムが悪い日本ペアはミスが重なってしまった…
5苦しんでいた中国ペアのチキータを、日本ペアが返せるようになり得点につなげている…プレッシャーがあり中国ペアにミスも目立つ…重要なゲームは終盤まで接戦…重要なところで日本に不利な判定もあり、ペースを失い競り負けてしまった…
6第5ゲームを失い勢いが落ちた日本が序盤は失点…中国ペアは徹底的にストレート攻撃を増やして、伊藤と早田のポジションをかぶるようにコースを狙っている…左右の揺さぶりもあり日本が苦戦…やや余裕が出た中国ペアが、日本の弱点をつく戦略を取れたか…伊藤・早田も最後まで粘り強くプレーしたが、一歩及ばなかった…
得点経過
1:0-1、1-1、2-1、2-2、2-3、3-3、3-4、3-5、4-5、4-6、5-6、6-6、7-6、8-6、9-6、9-7、9-8、10-8、11-8
2:1-0、2-0、3-0、3-1、4-1、5-1、6-1、6-2、7-2、8-2、8-3、9-3、10-3、11-3
3:0-1、0-2、0-3、0-4、1-4、2-4、3-4、4-4、4-5、4-6、4-7、5-7、5-8、6-8、7-8、7-9、7-10、8-10、8-11
4:0-1、0-2、0-3、0-4、0-5、1-5、1-6、2-6、2-7、2-8、2-9、2-10、3-10、3-11
5:1-0、1-1、2-1、2-2、2-3、3-3、4-3、5-3、5-4、5-5、6-5、7-5、7-6、7-7、8-7、9-7、9-8、9-9、9-10、10-10、10-11、10-12、
6:0-1、0-2、0-3、1-3、2-3、2-4、3-4、3-5、3-6、4-6、4-7、4-8、5-8、5-9、6-9、6-10、7-10、8-10、8-11