エルステ・バンク・オープン2018 決勝
錦織0-2K・アンダーソン
第1:錦織3-6アンダーソン
第2:錦織6-7アンダーソン
試合日時:10月28日22:00-(GAORA,BS朝日でLive)※
ATPツアーも終盤戦に入っている10月下旬。錦織圭はエルステ・バンク・オープン2018の決勝に進んでいます。2年8か月ぶりの優勝をかけて対戦するのは南アフリカのケビン・アンダーソン(8位)になります。今季初優勝なるか、決勝戦を速報でお届けしていきます。
速報
試合前メモ:決勝戦の対戦相手は、南アフリカのビックサーバー、ケビン・アンダーソン(8位)となった。アンダーソンは32歳、203㎝、右利き、両手打ちの選手だ。過去には怪我にも苦しんだが、近年は実力を発揮、世界トップ10にも入る強豪だ。今季はウィンブルドンで準優勝している。
高速のビックサーブが特徴だが、強力なフォアを軸としてグランドストローク力もある実力者である。セカンドサーブは回転量の多いショットを選択することも多い。
錦織は決勝戦では8連敗中。
ATPツアー・対戦成績は、錦織の4勝2敗。
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マッチサマリー
トータルポイント
錦織72-80アンダーソン
ネットプレー
錦織:6/8
アンダーソン:7/14
観戦メモ:第1セットは1stサーブの入りが良くなかったアンダーソン。しかし、粘り強いストロークもあり、第1セットを取った。
第2セットにはサーブの確率が上がり(スピードはMAXで210キロ超え)、サービスゲームが安定。リターンでは強気な攻撃が目立った。タイブレークにもつれたが、終始安定したプレーが目立ったアンダーソン。ミスを重ねず、勝負所でビックサーブが決まった。
錦織も悪いプレーではなかったが、全体的にあと一歩のところで迫力に欠けたか…。
アンダーソンはATP500で初優勝、錦織は決勝戦で9連敗となってしまった…
1:アンダーソンは強く、速いストロークで圧力をかけてラリー戦も増える。ラリーで粘り強いプレーを見せて第3ゲームでブレークに成功。1stサーブはあまり確率が高くはない…錦織はストローク戦で左右に動かせるとポイントにつながっている。また打ち合いでも負けているわけではないが、アンダーソンの方が忍耐力で勝っている印象…
2:錦織はリターンは返せる場面も多いが、主導権を握る展開に持ち込めていない…それだけアンダーソンがストローク戦で良い動きをしている展開…リターンゲームではアンダーソンが強打で仕掛けてくる…サービスゲームで最初のポイントを落とすことが多い錦織…徐々にラリーでは錦織が良い展開が増える…アンダーソンは1stサーブの確率が上がる…
第1セット:錦織3-6アンダーソン
第1ゲーム:0-1アンダーソンがキープ
メモ:アンダーソンのサーブで開始…サービスエースでスタート…セカンドサーブになると錦織が良いリターンから得点にできている…しかし、アンダーソンがサーブを決める…
0-15、0-30、15-30、15-40、30-40、
第2ゲーム:1-1錦織がキープ
メモ:バックの打ち合いから、アンダーソンのショットがネットインしてBP、アンダーソンがリターンを返してラリーに持ち込んでいる…苦戦した錦織だが最後はジャンピングボレーを決めた…
0-15、15-15、15-30、30-30、30-40、40-40、A錦、
40-40、A錦
第3ゲーム:1-2アンダーソンがキープ
メモ:錦織が見事なパスを決めるなどポイント先行…しかし、もったいないミスもありアンダーソンがキープに成功
15-0、30-0、30-15、30-30、30-40、
第4ゲーム:1-3アンダーソンがブレーク
メモ:アンダーソンがポイント先行…バックの打ち合いで錦織がアウト、ピンチを招く、ショットコントロールに錦織がやや苦しむ…錦織に2つのDフォルト…8回のデュースになり、最後は錦織がラリーからアウト
0-15、15-15、15-30、15-40、30-40、40-40、A錦、
40-40、Aア、40-40、A錦、40-40、A錦、40-40、A錦
40-40、Aア、40-40、A錦、40-40、Aア、
第5ゲーム:1-4アンダーソンがキープ
メモ:アンダーソンのサーブ好調
0-15、15-15、15-30、15-40、
第6ゲーム:2-4錦織がキープ
メモ:サーブがさえて錦織がスムーズにキープ
15-0、30-0、40-0、
第7ゲーム:2-5アンダーソンがキープ
メモ:錦織が良いリターンで先制…さらに、ストローク戦でポイントしてBP、アンダーソンは1stサーブがあまり入らず…しかし、勝負所で良いサーブを決めたアンダーソンがしのいだ…
15-0、15-15、15-30、30-30、40-30、40-40、Aア、
第8ゲーム:3-5錦織がキープ
メモ:錦織のサーブがよくきまり、キープに成功
0-15、15-15、30-15、40-15、
第9ゲーム:3-6アンダーソンがキープ
メモ:粘り強くプレーする錦織、アンダーソンのボレーミスをさそうなどBPのチャンス…しかし、勝負所でアンダーソンがサーブを決めた…
0-15、0-30、15-30、30-30、40-30、40-40、Aア、
40-40、Aア、40-40、Aア、
第2セット:錦織6-7アンダーソン
第1ゲーム:1-0錦織がキープ
メモ:サーブ、ストロークがさえて錦織がフリーポイントを多くとってキープ
15-0、30-0、40-0、
第2ゲーム:1-1アンダーソンがキープ
メモ:アンダーソンがサービスエース2本など隙なくキープ
0-15、0-30、0-40、15-40、
第3ゲーム:2-1錦織がキープ
メモ:錦織がスムーズにキープ
15-0、30-0、40-0、
第4ゲーム:2-2アンダーソンがキープ
メモ:錦織のこの試合初めてのドロップショットが決まる…しかし、最後は連続でアンダーソンがサービスポイント
0-15、15-15、15-30、30-30、30-40、40-40、Aア
第5ゲーム:3-2錦織がキープ
メモ:錦織のストロークがさえてキープに成功
0-15、15-15、30-15、30-30、40-30、
第6ゲーム:3-3アンダーソンがキープ
メモ:アンダーソンのサーブ、ストロークがさえてキープ
0-15、0-30、0-40、
第7ゲーム:4-3錦織がキープ
メモ:錦織にDフォルト…さらにネットにかけるミスで失点…しかし、錦織のストロークがよくキープに成功
0-15、0-30、15-30、30-30、40-30、
第8ゲーム:4-4アンダーソンがキープ
メモ:アンダーソンがミスもなく高い集中力を保っている…
0-15、0-30、0-40、
第9ゲーム:5-4錦織がキープ
メモ:アンダーソンが鋭いリターンを決めるなどポイント先行…アンダーソンのショットがネットイン、錦織にとっては不運な失点でピンチ…しかし、サービスポイントを決めるなど見事なリカバー
0-15、0-30、15-30、30-30、30-40、40-40、A錦、
第10ゲーム:5-5アンダーソンがキープ
メモ:勝負所で良いサーブを決めるアンダーソンがキープ
0-15、15-15、15-30、30-30、30-40、
第11ゲーム:6-5錦織がキープ
メモ:錦織が危なげなくキープ
15-0、30-0、40-0、
第12ゲーム:6-6アンダーソンがキープ
メモ:アンダーソンに最初のDフォルト…しかし、アンダーソンが見事なラリーを見せるなどキープ
0-15、0-30、15-30、15-40、
タイブレーク:6-7アンダーソンが勝利
メモ:アンダーソンが最初にミニブレーク…アンダーソンはサービスで隙を見せず、2度目のミニブレークに成功…最後はサービスエース
0-1、0-2、0-3、1-3、2-3、2-4、2-5、3-5、3-6、3-7
※黒文字はミニブレーク
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