日本の平野美宇、早田ひながダブルスで決勝に勝ち進み、台湾ペアを破ってドイツ・オープン2017で優勝をはたしました。
国際卓球連盟は「前途有望なパートナーシップ」を見せた早田、平野の優勝を記事でとりあげました。
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決勝戦のスコアは(11-7、11-8、 11-9)とストレート勝ちでした。
対戦相手は台湾の鄭怡静(チェン・イーチン)、陳思羽(チェン・ズーユ) でした。
2人はシングルスでも強豪で、鄭怡静はランキング7位、陳思羽は21位です。
準決勝は両ペアとも苦戦しており、決勝戦は競った展開になることも予想されました。
しかし、実際は違っていました。
右利きの平野、左利きの早田は連携、意思疎通もスムーズでした。
得意の速攻で、試合を通して主導権を握り続けることに成功、1,2セットを連取しました。
勢いそのままに第3セットも日本の若きペアが得点を重ね10-3でマッチポイントを握りました。
しかし、そこから台湾ペアも驚くべき粘りと意地を見せ、チャンピオンシップポイントを何度もしのぎ10-9と迫りました。
それでも、最後は平野が電光石化のフォアハンド・クロスで締めました。
実際、このセットを取られていたら、流れは大きく変わっていたかもしれません。
とはいえ、決勝戦でこういった戦いができるのは強いという証拠、しかも2人はまだ17歳のペアです。
「決勝戦を3-0で優勝できたことはとてもうれしいです。 私たちは初めてダブルスを組んだわけですが、最初のこういった大会でチャンピオンになれるとは思ってもいませんでした。 今日、私はチキータをうまくやれていました。パートナーの美宇のフォアハンド・ストロークもうまくいっていました」
早田ひなが語りました。
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平野と早田はこの優勝で、初めての2人でのタイトルと賞金$ 8,000を手にしました。
しかしながら、早田ひなは今季3度目の優勝ということになります。
チェコ、ブルガリアでは伊藤美誠と優勝をはたしているのです。
ちなみに伊藤美誠も17歳です。
ドイツ・オープン2017では石川佳純が中国の武揚をストレートで破って4強に進んでいます。
男子ダブルスでは14歳の張本、18歳の木造が準優勝でした。
中国勢が多く参戦した大会でしたが、日本選手の健闘が光った大会だったとも言えるでしょう。
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参考、引用:https://www.ittf.com/2017/11/12/promising-partnership-miu-hirano-hina-hayata-enjoy-title-success-magdeburg/