加藤美優
1歳上に浜本由惟、1歳下に平野美宇、伊藤美誠らがおり、加藤美優を含め黄金世代と呼ばれています。 2017年の世界卓球の日本代表にも選ばるなど、日本のトップレベルでプレーする選手です。Tリーグでは、日本ペイントマレッツのエース格として活躍しています。そんな卓球女子選手、加藤美優の選手名鑑、プレースタイル、ラケット、対戦成績、エピソードなどを紹介しております。
卓球・選手名鑑:加藤美優
東京都武蔵野市出身
出身校:稲付中学校、中央高等学院
1999年4月14日生まれ
157㎝/45kg/A型
右利き
最高の世界ランキング:13位
戦型:右シェーク両面裏ソフトドライブ型
所属:日本ペイントマレッツ
世界卓球2019でベスト8
アジア団体、日本代表として2度の銀メダル獲得に貢献
ラケット/道具
ラケット:インナーフォース レイヤー ZLC
ラバー/表:テナジー80
ラバー/裏:テナジー80
シューズ:レゾラインTB
ウェア:ポルティエ・シャツ、エレワジュール・シャツ、レカリス・シャツ他
プレースタイル
手首が柔らかく、強力なバックハンドを持つ。攻守において安定したプレーができるオールラウンダー。バックハンドを主に前陣、ラリー戦でプレーするスタイル。
相手が攻勢に出ればうまく受け、相手が守勢に回れば攻撃的に行くなど、試合をうまく展開できる戦術に優れた選手。
サービスが多彩なのも武器。しゃがみこみサーブの使い手で、T2ダイヤモンド・マレーシア2019では、そのサーブを駆使して伊藤美誠、陳夢を破った。
チキータ(サーブレシーブ)にさらに逆回転を加えたオリジナルのレシーブ「ミュータ」は、加藤の代名詞となっている。
ワールドツアー戦績
2020:16勝6敗(16勝6敗)
2019:49勝18敗(46勝17敗)
2018:27勝15敗(27勝15敗)
2017:51勝22敗(35勝18敗)
※トータル勝敗(シングルス勝敗)
対戦成績(日本対決)
石川佳純:0勝4敗 | 平野美宇:2勝1敗 |
伊藤美誠:1勝6敗 | 早田ひな:2勝2敗 |
佐藤瞳:3勝3敗 | 橋本帆乃香:4勝1敗 |
木原美悠:2勝1敗 |
対戦成績(対海外選手)
陳夢:1勝4敗 | 孫穎莎:0勝3敗 |
劉詩文:0勝2敗 | 王曼昱:0勝3敗 |
丁寧:0勝2敗 | 朱雨玲:0勝6敗 |
鄭怡静:3勝3敗 | 馮天薇:2勝1敗 |
何卓佳:0勝1敗 | 陳幸同:0勝5敗 |
ポルカノバ:1勝1敗 | 杜凱栞:4勝7敗 |
田志希:2勝5敗 | 徐孝元:0勝1敗 |
ハン・イン:1勝1敗 |
プロフィール・経歴
父親が卓球選手ということもあり、6歳で競技を始める。
その頃の練習場所は、吉祥寺のガレージだった。
小1の時に全日本(バンビの部)に出場、ベスト8だった。この大会には、後に黄金世代と呼ばれる平野美宇、伊藤美誠、浜本由惟らが出場している。加藤はベスト16で平野、ベスト8で浜本と対戦している。
小5、2012年に出場した全日本卓球でベスト32。これは福原愛以来の小学生記録である。
小学校卒業後、JOCエリートアカデミーに所属。
中学卒業後に、礼武卓球道場に所属。
2014年、全日本ジュニアで平野美宇を破って優勝。中学生での優勝は、5人目の記録である。
2015~2016シーズンのドイツ・ブンデスリーガに参戦。
2016年のリオ五輪では閉会式の映像で加藤が登場している。
2016年の世界ジュニア卓球に出場、日本代表は平野、伊藤、早田の4人。この大会で加藤は団体で金、シングルスで4位(日本女子最高成績・銅メダル)、早田とのダブルスで準優勝。
2016年のワールドツアーでは、U-21部門でハンガリー、ポーランド、オーストラリアで優勝。
2017年の世界卓球(デュッセルドルフ大会)に日本代表として出場する。
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