全米オープン2018 女子決勝
大坂2-0セリーナ
第1:大坂6-2セリーナ
第2:大坂6-4セリーナ
試合日時:9月9日午前5:00-(WOWOWでLive)
全米オープン2018、日本選手として初めてのグランドスラ制覇がかかる大坂なおみ(19位)。決勝で対するは最も憧れを持つセリーナ・ウィリアムズ(アメリカ・26位)になります。世界注目の一戦を速報していきます。
速報
試合前メモ:大坂の決勝、対戦相手はアメリカのセリーナ・ウィリアムズ(26位)になった。
セリーナは36歳、175㎝、右利き・両手打ちの選手だ。四大大会で14回の優勝を持つ歴史に名を残す強豪である。パワーを活かしたサーブ、ストローク共に強力だ。特にサーブは男子選手並みのスピードを持つ。
対する20歳の大坂なおみだが、若い時からセリーナに憧れを持ち、16歳の時に会ったこともある。大坂は180㎝、右利きのビックサーバーで、フィジカルに優れており200キロを超えるサーブを打つことができる。加えて強力なフォアでウィナーをとれる攻撃力に優れる。
ATPツアー・対戦成績は大坂の1勝0敗だ。
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マッチサマリー
トータルポイント
大坂62-50セリーナ
観戦メモ:スタンドはほぼ満員…屋根がしまってインドアで行われる…
試合は審判のジャッジをめぐり、納得いかないセリーナが抗議してペナルティを受けるなど騒然とする試合となった。
しかし、プレー面で見ると大坂はブレークチャンスで「4/5」と勝負強さを見せた。また、1stサーブが安定しておりサービスゲームを良い形でキープできた。そのため、リターンゲームでも積極的にいけたことが勝因の1つだろう。大舞台でも落ち着いた大坂のメンタルの強さが見られた試合と言えそうだ。
1:互いに出だしはやや硬さがある…セリーナが先にダウンザラインで仕掛けて主導権を握ろうとしている…セリーナは1stサーブが上がらず(38%)、ダブルフォルトも目立ちサービスゲームを落としている…落ち着いてプレーする大坂、ラリーも互角以上に戦えており先にブレークに成功した。さらに得意のサーブも安定…
2:ロングラリーを避けて、リスクある攻めのショットを選択しているセリーナだが打ち急ぎのも目立つ…セリーナが徐々に調子を上げて先にブレーク、地元の観客もセリーナに大きな声援…しかし、大坂もすぐにブレークバックに成功、セリーナはDフォルトを2つだし安定感に欠けている…
その後、コーチングの警告に対してセリーナが激しく抗議、場内が騒然とする…さらに、セリーナがペナルティを受けて第8ゲームをプレーせず落とすと会場は大ブーイングに包まれる…大会運営者を呼んで抗議するなど一時中断…大坂には集中力の維持が非常に難しい試合となる…しかし、最後まで集中力をきらさなかった大坂が第10ゲームをキープ、メンタルの強さを示した…
大坂は大会50周年の優勝者となった。日本選手としては初のグランドスラム優勝者となった。また、世界ランキング7位に浮上する…
第1セット:大坂6-2セリーナ
第1ゲーム:0-1セリーナがキープ
メモ:セリーナのサーブで開始…最初のロングラリーを取る大坂、セリーナは続いてDフォルト…1stサーブが入らず…大坂にリードを許すも、集中力を高めてキープ
15-0、30-0、30-15、30-30、30-40、40-40、Aセ、
第2ゲーム:1-1大坂がキープ
メモ:大坂にDフォルト…セリーナにポイントを先攻されるが…最後はラリーから、大坂がせめきりフォアのウィナー
0-15、0-30、15-30、30-30、40-30、
第3ゲーム:2-1大坂がブレーク
メモ:大坂が良いラリーを展開、ブレークチャンスを握る…最後はセリーナのDフォルト
0-15、15-15、15-30、30-30、40-30、
第4ゲーム:3-1大坂がキープ
メモ:セリーナがリターンから攻める…しかし、大坂のストローク精度が高く得点を重ねる…最後はサービスエース
0-15、15-15、30-15、40-15、
第5ゲーム:4-1大坂がブレーク
メモ:セリーナがサーブで崩し、踏み込んで強打を放つ…セリーナにDフォルト…ラリーで打ち勝ち大坂にブレークチャンス…最後はセリーナがネットにかけるミス
0-15、0-30、15-30、30-30、40-30、
第6ゲーム:5-1大坂がキープ
メモ:先行を許したセリーナは、よりリターン強打が目立つ…前の意識が高く、セリーナが攻勢、ブレークチャンス…しかし、大坂が得意のサーブでしのいだ…
0-15、15-15、15-30、30-30、30-40、40-40、Aセ、
40-40、A大、
第7ゲーム:5-2セリーナがキープ
メモ:セリーナにDフォルト…1stサーブの入りが40%台と苦しむセリーナ…しかし、セリーナが踏ん張った…
15-0、30-0、30-15、30-30、30-40、
第8ゲーム:6-2大坂がキープ
メモ:大坂がテンポよくサーブでポイントを重ねた…
15-0、15-15、30-15、40-15、
第2セット:大坂6-4セリーナ
第1ゲーム:0-1セリーナがキープ
メモ:セリーナサービスポイントを決めるなどキープ
0-15、15-15、15-30、15-40、
第2ゲーム:1-1大坂がキープ
メモ:大坂が最後はサービスポイントでキープ
0-15、15-15、30-15、40-15、40-30、
第3ゲーム:1-2セリーナがキープ
メモ:深い大坂のショットが入りブレークチャンス…しかし、セリーナがドロップショットを見せるなどしのいだ…
15-0、15-15、15-30、30-30、40-30、40-40、Aセ、
第4ゲーム:1-3セリーナがブレーク
メモ:セリーナがポイント先行…大坂にバックのミスが出てピンチ…最後は大坂のバックがアウト
0-15、0-30、15-30、30-30、30-40、40-40、A大、
40-40、Aセ、40-40、Aセ、40-40、Aセ、
第5ゲーム:2-3大坂がブレーク
メモ:セリーナに2回のDフォルトがあり、大坂がすぐにブレークバックに成功
15-0、15-15、15-30、30-30、40-30、
第6ゲーム:3-3大坂がキープ
メモ:セリーナが2度の警告(コーチング、ラケットを投げる)で大坂が1ポイント…セリーナが激しい抗議…大坂がすべてサーブでポイント
15-0、30-0、40-0、
第7ゲーム:4-3大坂がブレーク
メモ:まだ、動揺が残るセリーナ、集中力を欠いている…大坂がリターンエースを決める…最後は前に出たセリーナに対して、大坂がパッシングショット
0-15、15-15、15-30、30-30、40-30、
第8ゲーム:5-3大坂がキープ
メモ:コーチングの警告に対して抗議を続けるセリーナ…審判にペナルティを宣告された…自動的に大坂がゲームキープとなる判断…しかし、納得しないセリーナが大会運営者を呼び試合が中断…その後、セリーナがジャッジを受け入れた…
第9ゲーム:5-4セリーナがキープ
メモ:セリーナーがスムーズにキープ
0-15、0-30、0-40、
第10ゲーム:6-4大坂がキープ
メモ:騒然とする中、大坂は自分のプレーに徹する…得意のサーブでポイントを重ねる…セリーナもフォアのウィナーで反撃…最後は大坂のサービスポイント…勝利すると大坂が涙
15-0、15-15、30-15、40-15、40-30、
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