伊藤美誠と早田ひながアジア王者を破るアップセットを起こして、スウェーデンでタイトルを獲得しました。
決勝戦の相手はアジア王者かつ世界選手権の銀メダリスト、中国の朱雨玲と陳夢でした。
朱雨玲はシングルス世界ランキング1位、陳夢は世界ランキング2位というトップ選手です。
(伊藤美誠は6位、早田ひなは14位)
☆スウェーデン2017 組み合わせ Embed from Getty Images
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伊藤,早田ペアは、1回戦でTamolwan, Nanthana(タイ)、2回戦でSarah,倪夏蓮(ルクセンブルク)をストレートで破り、準決勝に進出しました。
準決勝は陳思羽,鄭怡静(台湾)という強敵で、ドイツOPで準優勝したチームでしたが、ストレートで勝ちました。
そして決勝は強豪の中国ペアでしたが、11-8, 1-11, 11-9, 11-9というスコアで勝利をおさめました。
積極的に前に出た伊藤、早田が第1セットを取ったことで、中国ペアを本気にさせました。
第2セットは中国ペアが強力なトップスピンを使って、11-1で取って圧倒します。
こういった展開で、日本勢が中国勢の勢いに押されて一気に崩れると言うことは、しばしばある結果です。
しかし、この日の早田と伊藤…17歳のティーンエイジャーコンビは違いました。
第1セットと同様に第3セットは気圧されることなく、陳夢、朱雨玲の激しい打撃に対応したのです。
9-8と1点リードのところで中国ペアはタイムアウト、それは功を奏したのでしょうか?
タイムアウト後、3点を連取したのは17歳のペアでした。
第4セットも日本ペアが良い流れとなり8-4とリードしました。
そして、9-7となったところで、日本ペアはタイムアウトをコールしました。
この決断は功を奏し、最終的には11-9で伊藤,早田が勝利につなげました。
#スウイデンオプン 早田ひな、伊藤美誠試合中写真 pic.twitter.com/TySFLMprh6
— 日本女子卓球の中国応援会 (@chinawang6) 2017年11月21日
「第2セットを容易に失い、私たちは『次のゲームは新しいゲームだ。私たちにとって、もう一度スタートからだ』と言い聞かせました」
と試合後の伊藤美誠。
「私たちが勝利した1つの要因は、美誠のプレーが私のトップスピン・フォアハンド攻撃を可能にしてくれたことです。それが、朱雨玲、陳夢のブロックミスを誘いました」
早田ひなが語りました。
早田ひなが最終ポイントを取ると、2人は祝福しました。
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ワールドツアーにおいては、チェコに続いて2度目のタイトル獲得となった早田、伊藤ペア。
ちなみに、早田ひなは平野美宇とのペアで、ドイツOPでも優勝しています。
このようにダブルスにおいて、早田ひなの存在感は大きくなってます。
そして、早田も伊藤も平野も、まだ17歳です
若い選手の活躍が、日本卓球の未来を明るく照らしています。
☆スウェーデン2017 試合結果
☆卓球トップページ
☆卓球 2017スケジュール
参考、引用:https://www.ittf.com/2017/11/19/hina-hayata-mima-ito-upset-odds-beat-asian-champions-claim-gold/
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