「このタイトルは私のキャリアにとって本当に重要なものなんです。 以前はチャレンジャー大会で優勝したことがありますが、これは2回目のタイトルになります。
近い将来、メジャー大会で優勝することを願っています。 私の目標は来年のトップ10に入ることです。
私はベルギーが好きです。 来年はタイトルを守るために戻ってこれればと思っています」
優勝した芝田は語りました。
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芝田沙季選手のお相手はポーランドの選手です。table2で17時から。 pic.twitter.com/jRbrFuJxOx
— もも (@matCha551) 2017年3月18日
2016年ベラルーシ以来、ベルギーOP2017でさらなるタイトルを獲得した芝田沙季。
加えてU-21の大会では3度の優勝を誇ります。去年はブルガリア、今年は中国とオーストラリアで優勝しています。
YGサーブ、チキータを積極的に使う芝田沙季(ミキハウス・30位)。
後陣からのラリーでも強さを見せるプレイヤーです。
彼女は守備的なプレイヤーを苦にしていないことを大会で証明しました。
ベルギー・オープン2017には芝田の他、佐藤瞳、橋本帆乃香、浜本由惟、小塩遥菜ら5人の日本選手が出場しました。
日本選手の結果
優勝:芝田沙季
4強:佐藤瞳
4強:浜本由惟
8強:橋本帆乃香
初戦敗退:小塩遥菜
…という結果でした。
コンパクト、かつコントロールがあるプレーを見せた第4シードの芝田沙季。
11月4日に行われた決勝戦を制して、見事にベルギー・オープン2017のタイトルを獲得しました。
決勝戦の相手は第6シードのロシア、ポリナ・ミハイロワ(67位)でした。
第1セットは芝田が11-13で落としましたが、その後は11-7,11-4,11-7,11-8と4セットを奪取しました。
2016年のベラルーシで優勝した芝田沙季は、同僚である佐藤瞳を準決勝で破り、最終的に優勝しました。今大会も同様となりました。
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守備的な選手はみな違いがあると言われています。
第1セット、芝田はミハイロワのプレーに対応するのに時間がかかり、リードを許してセットを落としました。
ミハイロワはバックスピンよりも、様々なフォアハンドのトップスピンのバリエーションを見せ、芝田を困惑させることに成功しました。
しかし、2セットに入ると、芝田のトップスピンの効いたフォアハンドが決まり、リズムが良くなりました。
こうして流れにのった芝田は3セット連取し、第5セットは6-0と大きくリード。ミハイロワも何とか追いすがりましたが、逆転することはできずに11-8で敗れました。
来年もベルギーに戻ってきたいと語った芝田。
層の厚い日本選手の中にあって、さらなる飛躍のきっかけにしたいところです。
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参考・引用:Liking for defensive opponents endorsed, Saki Shibata secure Belgian title
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