世界卓球2015では、決勝戦で足首を負傷。しかし、試合を続行して、見事に優勝をとげた丁寧。その精神力の強さに、多くの観客に驚きと感動を与えました。しかし、日本勢にとっては大きな壁となる存在です。
このページでは、卓球女子・世界ランク1位の丁寧について掲載しています。
卓球・選手名鑑
丁寧(ていねい/ディン ニン/Ding Ning)
中国出身
1990年6月20日生まれ
172㎝
世界ランク:1位
戦型:左シェーク両面裏ソフトドライブ型
父親はスピードスケート、母親はバスケットの元プロ選手
10歳の時に、元ナショナルチームコーチの周樹森の目に留まり、北京市のチームに加入した。
2005年の世界ジュニア選手権で、シングルス、ダブルス、団体で優勝。
2009年のアジア大会で優勝。
2010年の世界卓球モスクワ大会の団体決勝では、馮天薇に敗れて、中国の9連覇を逃してしまった。
2011年の世界卓球で優勝をはたす。
2012年にはロンドン五輪で、李暁霞に敗れて銀メダルとなった。
2015年は中国の劉詩ウェンと決勝戦で対決。途中で足を負傷して、フットワークが使えなくなるも、見事に勝利して優勝をつかんだ。
2016年のリオ五輪では、女子団体、女子シングルスで金メダルを獲得した。
女子選手の中では非常に高いフィジカルを持つ。
前、中陣のラリー戦で強さを発揮するオールラウンダー。打点の速いショート気味のバックハンドでブロックしながら、決定打はフォアハンドで狙う。隙がない、完成度の高いプレイヤー。
かつては、しゃがみこみサーブを多用していたが、現在はオーソドックスなフォアサービスを使う。
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