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フェデラーが見せる新戦略 その名はセイバー(SABR)! 誕生したきっかけは、錦織を1回戦で破ったあの選手との練習から…!?

フェデラーのセイバー

このページでは、ロジャー・フェデラーが編み出した新戦法「セイバー」(強烈なリターンダッシュ)について掲載しています。合わせて誕生するきっかけなども書いていますので、興味がある方は是非、チェックしていただたきたいと思います!

セイバーとは…

Roger Federer sabr

英語にすると「SABR(Sabr)」となります。「Sneaky attack by Roger」の略です。相手のセカンドサーブへのリターン時に猛烈に前にダッシュして、ハーフボレーを決めることを言います。その後は、ネットに近寄って攻撃をつなげていくという奇襲戦法です。

2015年のシンシナティ大会で、フェデラーが採用し、その後は全米OPでも使用しています。 このセイバーは、男子の強烈なサービスに対応しなくてはならないため、技術、予測、経験、反射神経などが必要になります。ベテランの域に達したフェデラーの新たな戦法として、定着していくのか、興味深いところです。また、フェデラーにとどまらず、他の選手も採用して、スタンダードになっていくのかも注目していきたいところです。

このセイバーは、普通のリターン、前後に位置を変えるリターンに加え、新たな選択肢となっており、ポイント獲得率も意外に高いようです。さらには、失敗したとしても、サーバーに色々考えさせることができ、プレッシャーを与えることができるので、有効な戦法と言えるかもしれません。

ただ、弱点もあり、ボディサーブ(正面にくる弾道)に対しては、対応が難しい戦法です。 ちなみに、「Sneaky attack」とは、「不意打ち」を意味します。

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セイバー誕生のきっかけ

そして、このセイバーが生まれたきっかけですが、全米OP前の大会であるウエスタン・アンド・サザン・オープンでの練習がきっかけでした。

練習パートナーは、2015年の全米OP1回戦で錦織を破ることになるブノワ・ペール(フランス)でした。 この時、フェデラーは時差ボケということもあり、プレー時間を短くすることを考えました。 フェデラーは、ブノワ・ペールのサーブに対し、サービスラインめがけて猛然とダッシュして、見事に鋭いリターンを決めました。あまりにうまくいったフェデラーは「笑っちゃった」と語っていますが、この時はまだ、試合で使おうとも考えていなかったようです。

しかし、この戦法が頭から離れないフェデラーは、次の練習でも試みて、これがうまく決まったそうです。そうするうちに、コーチから試合で使ってみるように勧められたというのが、誕生の経緯でした。

この新戦法が定着すれば、自分の名前がついた戦法が後世に伝えられるということを考えると、改めてフェデラーとは偉大な選手なのだということを思い知らされます。また、34歳になってなお、向上意欲を持って進化を模索する姿は、尊敬と人気を集め、「史上最高のテニスプレイヤー」と言われるのもわかる気がします。

この新戦法「セイバー」が、フェデラーをさらに高みに引き上げるかに、注目が集まります。

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