世界ランキング1位を経験している劉詩ウェンは、小柄ながら卓越した卓球センスを持った選手です。ただ、中国ナンバー1である丁寧とのライバル対決では、後塵を期すことが多いです。
中国ナンバー2というイメージがある劉詩ウェンですが、リオ五輪では中国・女子団体の金メダル獲得に貢献しています。
卓球選手名鑑
劉詩ウェン(りゅう しうぇん/Liu Shiwen)
中国出身
1991年4月12日生まれ
世界ランキング:2位
戦型:右シェーク両面裏ソフトドライブ型
王楠(世界選手権3回優勝)を育てた張晶清に見いだされ、広東省に移籍した。
2009年の世界選手権横浜大会でベスト4、ワールドカップ優勝。
2010年には世界ランキング1位となる。
2011年の世界選手権では、丁寧に敗れて3位。
2012年にはロンドン五輪代表の座を逃している。
2015年の世界選手権蘇州大会でも、決勝で負傷している丁寧に敗れ、中国2番手に甘んじている。
小柄ながら抜群のセンスを活かし、前陣での両ハンド攻撃を得意としている。
両ハンド攻撃の連打は非常にピッチが速く、基礎技術のレベルが高い。イージーなミスが少ない選手で、小柄ながら対カットにも強さを発揮できる。
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