伊藤、平野がダブルスで旋風を起こしたり、伊藤がリオ五輪代表になるなど、若くして活躍している世代が、東京五輪で20歳になる選手たちです。そんな東京五輪世代の1人で、頭角を現しているのが早田ひなです。Tリーグでは日本生命レッドエルフに所属しており、リーグを代表する選手になりました。このページでは、早田ひなの選手名鑑を掲載しています。
早田ひな・選手名鑑
福岡県北九州市出身
2000年7月7日生まれ
166㎝/左利き/A型
戦型:左シェーク・攻撃
所属:日本生命レッドエルフ
世界ランキング最高は11位
出身:石田卓球クラブ、希望が丘高校
全日本2020で女子シングルスで伊藤を決勝で破り優勝
伊藤美誠,平野美宇と同じ平成12年生まれ
ラケット/道具
ラケット:劉詩文 ZLF
ラバー/表:キョウヒョウ NEO 3
ラバー/裏:テナジー05
シューズ:ウエーブメダルSP3
プレースタイル
身長、長い手足を活かしたリーチがあり、ダイナミックなパワーを活かしたフォアドライブ、攻撃が魅力。
台上から離れたところから、体を大きく使い、威力あるショットを放つ。チキータも使いこなす。
パワーがありながらも、スピード主流の卓球の流れの中で、貴重な存在だ。
丁寧があこがれる選手であり、練習で指名されたこともある。
サウスポーという事もあり、ダブルスでも活躍している。特に伊藤とはワールドツアーで複数の優勝を重ねており、世界トップレベルの実力を示している。
中国上位選手を苦手としている。日本代表レベルの選手だが、ここを改善していきたい。その他の海外選手には健闘している。
ワールドツアー戦績
2020:4勝2敗(4勝2敗)
2019:84勝17敗(56勝11敗)
2018:37勝23敗(10勝14敗)
2017:44勝15敗(20勝10敗)
※トータル勝敗(シングルス勝敗)
対戦成績(日本対決)
石川佳純:0勝3敗 | 平野美宇:6勝7敗 |
伊藤美誠:3勝6敗 | 加藤美優:2勝2敗 |
佐藤瞳:7勝3敗 | 橋本帆乃香:11勝2敗 |
長崎美柚:2勝0敗 |
対戦成績(対海外選手)
陳夢:21勝6敗 | 孫穎莎:2勝4敗 |
劉詩文:1勝7敗 | 王曼昱:0勝3敗 |
丁寧:1勝7敗 | 朱雨玲:2勝7敗 |
鄭怡静:4勝2敗 | 馮天薇:1勝1敗 |
王芸迪:1勝1敗 | 陳幸同:2勝2敗 |
ポルカノバ:2勝1敗 | 杜凱栞:6勝3敗 |
田志希:10勝3敗 | 徐孝元:6勝0敗 |
ハン・イン:2勝0敗 | ゾルヤ:2勝2敗 |
経歴・エピソード
1年生、2年生の時に全国中学校大会を連覇した経験を持つ。2年の時の決勝の相手は伊藤美誠。
2014年(13歳9カ月)でチリ・オープン準優勝、ワールドツアーにおける史上最年少の決勝進出という記録だった。
2016年は21歳以下部門のクウェートOPで優勝。さらに、オーストラリアOPで優勝を飾るなど、急成長を遂げるシーズンになっている。
ジャパンOPでは、日本人唯一・ベスト8に進出。
2017年の世界卓球では、女子ダブルスで銅メダルを獲得した。
高速のバックスマッシュなど、スピードボールを大きな武器としており、強気に打ち込むプレースタイル。左右に振られても、あまり体制を崩さない。 最近ではチキータレシーブを練習で磨くなど、レシーブ向上に力を入れている。
1日の練習時間は、8時間にも及ぶ。
ダブルスでは、浜本由惟と組むことが多かった。
早田と同世代の選手には、伊藤美誠(10位)、平野美宇(11位)など、若くして世界上位で活躍している選手が多く、黄金世代と呼ばれることがある。
2014年12月には、15歳以下の世界ランキングで、1位平野、2位伊藤、4位加藤美優、5位早田だった。
日本代表の村上監督は「ここまで能力がある選手がそろった世代はいない」と語っている。
目標は、東京五輪で金メダルを取ること。この年に、20歳になる。
趣味は過去のテレビドラマを見ること。
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