女子・世界卓球2018 準決勝 日本VS南北合同コリア
試合日時:5月4日(金)18:00~
放送日時:5月4日18:59~※テレ東、BSジャパン
※Paravi(有料サービス)でLive配信
石川、平野、伊藤、早田、長崎とトップ選手をそろえてのぞむ世界卓球2018。予選を全勝、準々決勝のウクライナにも快勝した日本代表。準決勝は韓国と北朝鮮の南北合同チームと対戦、試合を速報します。
1 | 伊藤3-0田志希 |
11-2/11-8/11-9 |
2 | 石川3-2キム・ソンイ |
11-4/6-11/11-8/11-13/16-14 |
3 | 平野3-1梁夏銀 |
11-4/11-5/9-11/11-6 |
速報
日本3-0南北合同コリア
メモ:韓国、北朝鮮ともに、それぞれでも強い国である。今回、合同チームになったことで徐孝元(韓国・12位)、キム・ソンイ(北朝鮮・49位)といった世界有数のカットマンをそろえる強豪チームになった。
※北朝鮮は世界大会の出場が少ないためランキングは低いが、実力はトップ10を言われる選手がいる。
試合後コメント
石川「きにはしてなかったんですが、(合同チームになるという)大きなハプニングにはなってプレッシャーも感じていました。しかし、チームで団結して勝利ができました。アンラッキーも続いて心が折れそうになったこともあったが、勝ててうれしいです」
伊藤「(アンラッキーもある中で勝った石川の姿を見て)本当の強さを感じました」
平野「キャプテンの重荷を少しでも分け合えるようにがんばりたいです」
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1伊藤3-0田志希/35位
1伊藤11-2田志希
2伊藤11-8田志希
3伊藤11-9田志希
メモ:田志希は前陣速攻型。パワーはないが非常に安定感がある。サービス、ラリー、バックハンドに長ける選手で、中国からの帰化選手。世界卓球には今大会が初出場で、ここまで8勝0敗の韓国のエース格。伊藤とは初対戦。
1伊藤がフォアカウンター、バックドライブ、サーブなどでポイントを重ねて勢いに乗った。田志希は伊藤のプレーについていけず…田志希はサーブに長けるが、伊藤がしっかり対応できている。
2田志希が開始から4連続ポイント、得意のバックハンドがコースに決まる…伊藤のバックドライブが悪くなるが、中盤で立て直して追いつくと接戦に…強気な伊藤が攻める…最後はラリーで強打で攻め続けた伊藤がポイント
3回転量ある伊藤のバックハンドが有効…田志希はミドルへの攻めが増える…終盤まで競った展開…勝負所で伊藤が効果的なサーブポイント…最後はバックのクロスでエース
2石川3-2キム・ソンイ/49位
1石川11-4キム・ソンイ
2石川6-11キム・ソンイ
3石川11-8キム・ソンイ
4石川11-13キム・ソンイ
5石川16-14キム・ソンイ
メモ:2番手は石川、フォアはコースを読ませずよく伸びている。バックハンドはドライブのパワーが上がっている。
北朝鮮のキム・ソンイはリオ五輪で石川を破っている。世界屈指のカットマンの1人。
1出だしは石川が相手のバックサイドを徹底的に攻める戦術が効果的…劣勢のソンイは回り込んでフォアで打って打開を狙う場面も…石川が戦術と攻撃で圧倒した…
2キム・ソンイのカットが深くなり、石川が攻めにくくなる状況…粘るソンイの守備が良くなった…最後は石川が打っていくもネット
3石川がリードしてゲームを進める…石川は落ち着いてプレー…後半は焦りが見えるソンイにミスが出た…
4攻守を使い分けるキム・ソンイ…石川にはレシーブ時に若干迷いがあった…
5エッジボールなどが連続し終盤にデュースが続く接戦になった…最後は石川が上回った。勝利後に涙も見えた。
3平野3-1梁夏銀/27位
1平野11-4梁夏銀
2平野11-5梁夏銀
3平野9-11梁夏銀
4平野11-6梁夏銀
メモ:第1、第2セットを連取した平野。
第3セットこそ落とした平野だったが、第4セットもリード。平野は速い攻めだけではなく、遅いボールも有効に使う。緩急の使い分けをすることで、優勢に進めた。打ち合いでも下がらずに打ち勝つ平野。追い込まれた梁夏銀もロングサーブを使う戦術に変えるなど粘る。しかし、最後は相手の強打をブロックしてポイントを取った。
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